現代のニーズに合わせたカメラ機能を搭載

さまざまな機能を搭載したAQUOS R2ですが、大きな魅力はカメラ機能でしょう。背面のメインカメラは、静止画用と動画専用の2眼カメラ仕様となり、最近はスマートフォンの中心用途となっている写真撮影と動画撮影を、それぞれのカメラを使って実行できるようになりました。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    静止画用のカメラは2,260万画素の高画質で高精細な写真を撮影することができます

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    動画撮影は、1,630万画素の動画専用カメラで行います。もちろん、動画撮影中に静止画用カメラで写真を撮ることもできます

“2眼”ならではのメリットのひとつとして、超広角の動画を撮影している最中に、2,260万画素の高精細な写真を撮影できることが挙げられます。SNSの普及によって、写真だけでなく動画を公開したいユーザーは増えてきており、クオリティを保ったまま静止画・動画を同時に撮影できるAQUOS R2は、今の時代にしっかりと対応しているといえます。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    AQUOS R2の静止画用カメラで撮影した写真の例です(Web用にサイズは落としています)

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    こちらはオート設定で接写を行った作例です。何も設定しなくても至近距離の被写体を美しく撮影できます

特に動画撮影機能は充実しており、常に被写体にピントを合わせるディープフォーカスや風切り音低減機能などによって、高品質ムービーを撮影できます。動画撮影時にAI自動撮影機能をオンにしておくと、AIがシャッタータイミングを判別して、自動的に静止画を撮影してくれます。さらに、撮影した動画をアルバムアプリで確認するとき、好みのシーンを静止画として切り出すこともできます。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    動画専用カメラは超広角で、ワイドな動画を撮影できます。こちらはスタンダードモードでの動画撮影画面です

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    ワイドモードでの動画撮影画面です。上の画面と比べて、より広い範囲が撮影できています

このように、動画と静止画撮影を両立できる機能が豊富に用意されていることが、AQUOS R2の魅力を高めています。ちなみに、AQUOS R2は放熱性能にも優れており、長時間の動画撮影にも対応します。実際に、屋外を移動しながらフルHD動画撮影を続けてみましたが、本体が極端に熱くなることもなく撮影できました。4K動画撮影でも30分ほどは連続撮影可能ということで、動画撮影のさまざまなニーズに対応できるようになっています。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    動画撮影中の静止画撮影は、手動撮影とAIによる自動撮影に対応しています。上部の「AI自動撮影」アイコンがオンになっていれば、AIの判断でシャッターを切ります

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    「スロービデオ」で撮影すると、動きの激しいシーンをスローモーションで楽しめます

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    AIによる自動撮影をオンにして撮影した動画の再生画面で「この動画の写真を見る」をタップします

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    動画撮影時に撮影された静止画が一覧表示されます。AIがシャッターチャンスと判断して撮った写真が楽しめます

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    撮影した動画をアルバムアプリで確認する際、好みのシーンを静止画として切り出すことができます

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    「あとからキャプチャー」機能で「静止画切り出し」をタップすると、画面下のタイムラインから好みの位置を設定して静止画として保存できます

使いやすさを追求した完成度の高さを実感

ここまで紹介してきた以外にも、受信時最大988Mbps、送信時最大75Mbpsの高速通信に対応していたり、DOLBY VISIONやDOLBY ATOMSに対応して高品質な動画コンテンツが楽しめたりと、AQUOS R2の魅力は数多く、非常に完成度の高いスマートフォンに仕上がっています。

そして、すべての機能は、“ユーザーが使いやすい端末に”という目標を達成するためにチューニングされているように感じられます。先進機能を利用した、今までにないユーザー体験を実感したいのならば、AQUOS R2をチェックしてみてはいかがでしょうか。