ドン・キホーテが6月下旬に開催した新製品展示会で、27型の大画面を備えたAndroid内蔵ディスプレイを発見しました。2025年8月の発売を予定している「情熱価格」の新製品で、商品名は未定ながら「まるででっかいスマホ(仮)」を検討しているとのこと。

  • まるででっかいスマホ(仮)。一見普通の27型ディスプレイだがAndroidを内蔵し、専用ポール&台座とセットで使う

  • まるででっかいスマホ(仮)の全体像。外部モニターとしても使え、例えば画面上部にゲーム画面、下部に攻略サイトを表示するなどの2画面表示が可能だ

一見すると“デジタルサイネージ”や“チューナーレステレビ”のような製品ですが、ドン・キホーテとしては“スマホの延長線上にある愉快なデバイス”という位置づけで、動画配信者をはじめとした一般ユーザーに活用して欲しいアイテムだといいます。

詳細スペックは未開示ながら、画面はタッチ対応(解像度はフルハイビジョンクラス)、スピーカーとWebカメラを搭載しており、外部モニターとしても使え2画面表示も対応とのこと。

やや置き場所は問われそうですが(スペース的な意味で)確かに27型の「Androidスマートフォン」的に使えそうな製品で、漫画を読んだり動画を見たり、ビデオ通話をしたり、といった使い方によさそうです(もう少し高解像であればなおよしでした)。内部にはバッテリーを備え、コンセントを外した状態でも5時間ほど駆動可能。処理能力が許せばスマホゲームも楽しめるかもしれません。

想定価格は8万円~9万円の見込み。正式発表を期待したい面白アイテムです。

  • 台座部分は円形で、充電中やバッテリー駆動時に光るLEDを搭載

  • 画面裏に配置されたインタフェース。HDMI、USB Type-C、USB Type-Aポートを用意する