カシオ計算機は5月22日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」で唯一となるダイバーズウオッチ「FROGMAN(フロッグマン)」の新モデルとして、海上保安制度の創設70周年を記念したタイアップモデル「GWF-D1000JCG」を発表した。7月6日に発売し、税別価格は128,000円。

  • G-SHOCK×海上保安庁、FROGMAN特別モデル「GWF-D1000JCG」

    G-SHOCK FROGMANの特別モデル「GWF-D1000JCG」、これもまた瞬殺必至か!?

“カエル”の愛称で親しまれるG-SHOCK FROGMANは、左右非対称デザインのケースが大きな特徴。200m潜水用防水性能を持ち、左右非対称ケースなのは、手首の動きを妨げないよう考えられた結果だ。

今回のGWF-D1000JCGには、日本の海上保安協会が全面的に協力。海上保安制度の創設70周年を記念し、特別なカラーリングやデザインとした。時計全体とスペシャルパッケージには、メインカラーとしてイエローとブラックを採用。このカラーリングは、「特殊救難隊」の潜水服をモチーフにしている。

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6時側のバンドには、海上保安庁を象徴する「S字章」と「JAPAN COAST GUARD」の文字。遊環には庁名、裏蓋には庁旗に用いられている羅針盤のイラストを刻印した。さらに、特殊救難隊のロゴマークとなっているイルカのキャラクターを、バックライトに用いている。常に過酷な環境に向き合う海上保安庁職員と、カシオのG-SHOCK。それぞれのタフネスが共鳴して完成した特別仕様の“FROGMAN”だとしている。

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    6時側のバンド

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    遊環

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    バックライト

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    裏ぶた

ベースモデルは、2016年に約7年ぶりの新作となって登場した「GWF-D1000」だ。水深、水温、方位を計測する3つの高精度センサーを備え、10cm単位で80mまで水深を測れる。水温は0.1℃単位、方位は1度単位(自動水平補正機能付き)で計測可能。また、水中でのミッションで重要とされる、潜水時間や最大水深などをログメモリーとして記録する機能もある。GWF-D1000は、海難救助のスペシャリスト、「特殊救難隊」の意見を採り入れて開発されたモデルだ。

  • 「GWF-D1000JCG」のおもな仕様(クリックで拡大)

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