HUAWEI P20 Pro HW-01K(ファーウェイ)

  • HUAWEI P20 Pro HW-01K

発売時期:6月下旬
直販価格:103,680円(新規・一括購入時)

ドコモとしては5年ぶりとなるファーウェイ製端末(タブレットを除く。前回は2013年のHW-03E)であるP20 Pro。昨今世界的に猛烈な勢いで勢力を伸ばしているファーウェイ製らしく、約6.1インチで画面比が約18.7:9のワイド有機ELディスプレイ(ラッチ付き)搭載、サラウンド機能「Dolby Atmos」対応、マルチカメラ搭載と一通りの最先端機能を押さえているだけでなく、ドコモからの販売に合わせ、最大988Mbpsの高速通信、FeliCa搭載(おサイフケータイ)、防水防塵、など、国内ハイエンドにふさわしい装備もしっかり搭載してくるなど、本気で市場開拓を目指していることが伝わってくる、野心的なモデルです。

やはり最大の特徴は、アウトカメラがデュアルではなく3台搭載の「トリプルカメラ」というところでしょう。ドイツの老舗カメラブランド「Leica」の名を冠したカメラ部は、通常のカラーイメージセンサー(約4,000万画素)とモノクロイメージセンサー(約2000万画素)、それに望遠(約800万画素)の3つのイメージセンサーを搭載。望遠はデジタルを含め最大5倍のハイブリッドズーム撮影が可能です。

  • カメラが横に並んでいる。下からカラー、モノクロ、望遠の順だ

同様にズームとワイドのカメラを分けているiPhone Xの場合、画素数はどちらも同じ(1200万画素)なのですが、P20 Proの場合は画素数に差があるのがユニーク。もっともズームレンズ側の光学的倍率は3倍(iPhone Xの場合は2倍)ということで、画素数は少なくとも、描写的にはライバルを上回るものが得られそうです。会場で撮影してみたところ、AI手ぶれ補正も大きな効果が見られたので、カメラ機能メインで考えている人には魅力的に映るでしょう。

またインカメラはiPhone XのTrueDepthカメラのような、ポートレートライティング機能や美肌機能(10段階)を標準で備えています。個人的にはあまり「盛った」写真は好みでないのですが、ワールドワイドで需要があるといったところでしょうか。美肌機能を最強にして試してみたところ、疲れた中年の肌も思わず見とれてしまうような美しいピンクがかった白肌に修正してくれました。

全体的に隙のないモデルですが、強いて言えば、デザイン的にはいまいち面白みがないような気もします。背面を見るとロゴが横向きになっており、カメラとして横向きに撮影するときのことを意識しているようなのですが、最近は動画も含めて縦位置で撮影する人が増えています(そもそもケースをつけてしまう人も多い)。なので、そこまでこだわらなくてもよかったのでは……という気もしてしまいます。とはいえ、価格的にもフラッグシップ4モデルの中ではやや安めに設定されており、コストパフォーマンスの高さは随一。どれを選べばいいか悩んでしまう、という人にはぴったりなモデルと言えるでしょう。