NTTドコモは16日、2018年夏モデルとして、ファーウェイ製スマートフォン「P」シリーズのフラグシップモデル「P20 Pro」(HW-01K)を発表した。6月下旬に発売する。月々サポート適用時の実質負担金はMNPが22,680円、新規・機種変更が57,020円(いずれも税込)。

  • P20 Pro。左がミッドナイトブルー、右がブラック

フランス・パリで2018年3月に発表された、有機ELパネル搭載の6.1型スマートフォン。ファーウェイの「P20」シリーズには、今回ドコモで発表されたP20 Proに加え、P20およびP20 liteというラインナップがあるが、シリーズの中ではP20 Proが最も高性能のフラッグシップモデルとなる。

  • P20 Proの背面。カメラを3基備えている。こちらがミッドナイトブルー

  • ブラック

最大の特徴は、背面に備えられたLeica共同開発のトリプルレンズカメラだ。約4,000万画素のRGBセンサー、約800万画素RGBセンサー+3倍望遠レンズ、約2,000万画素モノクロセンサーが組み合わせられており、特にメインの4,000万画素RGBセンサーでは1/1.7インチの大型センサーを採用。暗い場所や夜景が美しく撮影できるという。

撮影機能は、被写体やシーンを自動判別し、適切な設定で撮影できる「Master AI」や、960fpsのスーパースローモーション撮影、6軸方向の揺れを予測して補正するAI手ぶれ補正機能などを搭載。

ディスプレイは6.1インチの有機ELで、解像度は1,080×2,240ピクセル。前面上にはノッチ(切り欠き)を備え、サイドは狭額縁となっている。なお、グローバル版では非対応だったが、今回発表されたドコモ版ではFelicaが搭載され、おサイフケータイも使用可能だ。主な仕様は下記の通り。

  • OS: Android 8.1
  • CPU: Kirin 970/2.4GHz×4+1.8GHz×4
  • 内蔵メモリ: 6GB
  • ストレージ: 128GB
  • 外部ストレージ: ―(USB Type-C microSDカードリーダーを同梱)
  • サイズ: W74×H155×D7.9mm
  • 重量: 約180g
  • ディスプレイ(解像度): 約6.1インチ 有機EL(1,080×2,240ピクセル)
  • メインカメラ: 約4,000万画素/2,000万画素
  • インカメラ: 約800万画素
  • バッテリー容量: 3,900mAh
  • 通信速度: 受信最大988Mbps/送信最大75Mbps
  • 防水/防塵: IPX7/IP6X
  • 生体認証: ○(指紋認証)
  • 接続端子: USB Type-C
  • カラーバリエーション: ミッドナイトブルー、ブラック