オンキヨーとパイオニアの製品に触れて・聴いて・体験できる新しいショールーム「ONKYO BASE」が東京・秋葉原に誕生します。コンセプトは「“ここだけの”がある秘密基地」。プレオープン初日の現場からレポートをお届けしたいと思います!

JR東京駅・八重洲口近くにあったオンキヨーとパイオニアブランドのショールームは、都内でも屈指のビジネスエリアで働くビジネスパーソンたちを中心に、音楽で癒やしを届けるスペースとして人気を集めていましたが、2017年12月に惜しまれながら閉館を迎えました。

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    ONKYO BASEはレトロな雰囲気で人気の「mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI」にプレオープン

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」店長、宍戸圭介氏

    4月27日にプレオープンした「ONKYO BASE」の店長、宍戸圭介氏にショップの魅力を語っていただきました

待望の再出発を果たしたONKYO BASEは、日本のポップカルチャーの源泉といわれる東京・秋葉原にオープンします。旧国鉄の万世橋駅があった場所で、現在はしゃれた商業施設「mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI」に生まれ変わったスペースの一角にあります。

4月27日からの約3カ月間はプレオープン期間となり、今年(2018年)の7月にはグランドオープンを予定しています。店舗の営業時間は11時~20時。同じ「mAAch」の中には、ここでしか見つからない雑貨を販売するショップ、ランチやディナーにぴったりのレストラン、バーもあるので、おひとりさまからカップル、ファミリーでの訪問にもおすすめできます。

昨年(2017年)まで八重洲にあったショールームは、どちらかといえばビジネスパーソンのための落ち着いた憩いのスペースといった趣でしたが、「アキバに移転したからには、また新しいことにも色々チャレンジしてみたい」と語るのはオンキヨーのマーケティング本部 マーケティング部 部長の川出善崇氏。

  • オンキヨー マーケティング本部 マーケティング部 部長 川出善崇氏

    アキバに移転したからには、新しいことにどんどんチャレンジしたいと語るオンキヨーの川出善崇氏

アキバを象徴する一角、アニメやゲームとのコラボも積極的に

プレオープンの初日から、店内にはところ狭しと、オンキヨーとパイオニアブランドの最新製品が並んでいました。川出氏は今後「両ブランドの製品を体験できるだけでなく、これからグランドオープンに向けてミニイベントやオリジナルグッズ販売の実現にも力を入れていく」と話します。

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    アニメ「ガルパン」仕様のスマホ、グランビート「DP-CMX1」スペシャルモデル

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    こちらは「ガルパン 最終章」とコラボしたヘッドホン「SE-MHR5」

せっかくアキバにショールームを構えるのだから、街を象徴するアニメやゲームとのコラボレーションには嫌が応でも期待してしまいます。オンキヨーとしてもそこは力の入れどころとして気合いを入れているよう。

アニメの声優や制作に関わるアーティストを呼んで、トークショーやライブ、シアター製品によるミニ上映会なども企画されているのだとか。川出氏は「音楽配信のe-onkyo musicストアで人気のアニソン作品を試聴できる機会や、アーティストと触れ合える場所も設けたい」と意気込みを語ってくれました。

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    ゲーム「A3!」とコラボしたワイヤレスイヤホン「SE-C7BT」

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    人気漫画「ピアノの森」とのコラボから生まれた「SE-CH3T」のスペシャルモデル

ちなみにショールームの店内には、人気のアニメ作品とコラボしたオンキヨーとパイオニアのスペシャルモデルも展示されています。7月のグランドオープン後には、ここで購入できる製品も充実する予定。「ここだけ」で手に入るグッズの販売などもあるかもしれません。

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    ハイレゾ対応イヤホン「SE-CH9T」の「マクロスデルタ WALKUREモデル」

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    オンキヨーやパイオニアのハイグレードなオーディオ製品も試聴できます

ところで、本誌をご覧の皆さまは「カスタムイヤホン」という言葉を聞いたことはありますか?

イヤホンは、スマホやポータブルオーディオプレーヤーと組み合わせて音楽を聴くためのものですが、同時にアーティストや音響エンジニアが演奏を確認するために、特別なイヤホンを使うこともあります。例えば、アーティストがステージでパフォーマンスをするときにイヤホンが耳から外れてしまうことがないように、または周囲のノイズを遮音して完璧なフィットを得るために、耳の形にピタリと合わせて作る音楽用ツールが、カスタムイヤホンなのです。

以前はプロ向けのアイテムとされていたカスタムイヤホンが、今では音楽を愛する一般のオーディオファンにも広く浸透しています。特にオンキヨーの「IE-C」シリーズは、お手ごろな価格と、12種類から本体カラーを選べるカスタマイズ性の高さが好評の人気モデル。ONKYO BASEでは、IE-Cシリーズのオーナー向けに特別なサービスを提供しています。その内容を店長の宍戸圭介氏に聞いてみました。

  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」
  • オンキヨー&パイオニアの秘密基地「ONKYO BASE」

    カスタムイヤホンの体験コーナー。ウルトラバックによるクリーニングサービスも無料!

「ONKYO BASEでは、IE-Cシリーズのご注文だけでなく、耳型の採取からご購入、受け渡しまで対応できます。さらにアフターケアのサービスとして、補聴器用クリーナーとしてプロフェッショナルが活用しているメンテナンスツール『ウルトラバック』を置いて、カスタムイヤホンのノズル掃除や真空乾燥を無料でご提供しています。

長くご愛用いただいているカスタムイヤホンを、こちらのツールでしっかりとクリーニングしてあげると、また音が良くなりますよ。ぜひお越しください!」(宍戸店長)

ONKYO BASEでIE-Cシリーズを注文すると、約2~3週間で商品が届くそうです。本体シェルやケーブルのカラバリも一堂に並べて比較できるので、カスタムイヤホンを作ってみたいと考えている方は、ぜひ一度ショップを訪れてみるべきです。

アキバに新しく誕生したONKYO BASEでは、プレオープンを記念してプレゼントを用意しているそうです(4月27日から5月6日までに来店した先着50名)。こちらもお見逃しなく!