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http://www.codemasters.com/game/f1-2017/

設定方法はデスクトップ向け第8世代Coreのレビューに準ずる。今回の設定は以下とした。

  • 内蔵GPU

    • 解像度:1280×720/1600×1920/1920×1080pixel
    • Anti-Aliasing:Off
    • Anisotropic Filtering:Off
    • Detail Preset:Ultra Low
  • GeForce GTX 1080

    • 解像度:1920×1080/2560×1440/3200×1800/3840×2160pixel
    • Anti-Aliasing:TAA
    • Anisotropic Filtering:16x
    • Detail Preset:Ultra High

まず内蔵GPUの結果だが、平均フレームレート(グラフ37)ではなぜかRyzen 3 2200Gが最速となった。もっとも解像度が上がるとRyzen 5 2400Gとの差が急速に縮まる。

  • グラフ37:F1 2017 Ave(Int GPU)

そもそもUltra Lowだと負荷が相当低いようで、Core iシリーズですら30fps前後の性能をたたき出している。とりあえず1920×1080pixelであってもRyzen 3/5は十分Playableとして良いだろう。

ちなみに最大フレームレート(グラフ38)はRyzen 5 2400Gが最速だし、最小フレームレート(グラフ39)もRyzen 3/5は比較的高止まりしている。

  • グラフ38:F1 2017 Max(Int GPU)

  • グラフ39:F1 2017 Min(Int GPU)

一方GeForce GTX 1080を使った場合(グラフ40~42)だが、Ryzen 5 2400Gはほぼ差がない(というか、高解像度ではむしろCore iよりも良い)のに、Ryzen 3 2200Gは大きく差をつけられることになった。

ただ最大/最小フレームレートだと多少差がでる(なぜかRyzen 3 2200Gの方がスコアが上)なあたりは、CPUの性能差ということになる。もっとも3840×1920pixelあたりまでいくとその差も非常に小さいので、要するに描画負荷が軽い時しかその差は目立たないという、これも当たり前の結論ではあるのだが。