CES 2018が開催された米ラスベガス・コンベンションセンターのメインホールには、今年もカシオがブースを出展。ニュースでお伝えしている腕時計「G-SHOCK RANGEMAN」(レンジマン)シリーズに、スマホアプリと連携したGPSナビゲーションやワイヤレス充電機能を搭載した「GPR-B1000」を披露しました。

  • CES 2018、カシオ、G-SHOCK、RANGEMAN、GPR-B1000

    CES 2018でカシオが正式発表、出展した「G-SHOCK RANGEMAN(GPR-B1000)」

カーボンファイバーを織り込んで強度を高めたバンドはブラックとカーキの2色バリエーションがあります。アメリカでは4月に800ドルで発売を予定していますが、日本での発売については未定とのこと。サバイバルシーンでの活躍を想定したタフなルックスがオトコゴコロをくすぐるG-SHOCKです。会場で実物を手にするとワクワク感がますます高まってきました。日本上陸が待ち遠しい!

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    GPR-B1000のカラバリは、ブラックとカーキの2色

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    G-SHOCKとして初めてGPSナビゲーション機能を搭載。「G-Shock Connected」アプリからトラッキングの履歴をチェックできます

スペックについては別記事『カシオ「G-SHOCK」、究極のサバイバルタフネス「RANGEMAN」』でお伝えしている通りですが、G-SHOCKシリーズでは初めて、GPSを時刻取得だけでなくナビゲーション機能にも使っています。Bluetoothでペアリングしたスマホとアプリ「G-Shock Connected」(Android/iOS対応)の合わせ技で、ルート作成・トラッキング情報のログ管理などが行えるようになりました。

画面はバッテリーの長寿命性能にも貢献するモノクロ液晶表示。時刻とルートを同時に確認できるレイアウトになっています。リューズを回すと、GPSログリストや本体設定の項目を表示。本体内蔵の方位、気圧/高度、温度のトリプルセンサーによる情報をトラッキングデータと一緒に記録したり、スマホで写真を撮影したら通過ポイントごとにログを残して、あとからアプリ上で写真と思い出を確認するといった楽しみ方もできます。

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    リューズやボタンを保護する強靱なベゼル。ベースにシリコンを配置して、快適な操作性を実現しています

GPS機能オン時のバッテリーライフは33時間。ソーラー充電機能が搭載されているので、5万ルクス程度の太陽光があれば、GPS機能を最長48時間ぐらいまで使い続けることができるようになります。本体背面にワイヤレスチャージャーを装着して、5時間でフルに充電が可能。リアパネルの素材2mm厚のセラミックとしたことで、ワイヤレス充電に対応しながら電波感度を確保。十分な強度性能も得られたことが特徴です。

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    背面パネルはセラミック製。ワイヤレス充電に対応しています

なお、バッテリーが完全に切れて時刻表示までもが無くなることがないように、ソーラー充電によって時刻は表示し続ける仕様になっているので安心です。本体は20気圧防水と-20度の耐低温設計。サファイアガラスの風防が外部からの衝撃によるダメージから本体を強固に守ります。

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    カーボンファイバーを織り込んだタフネス仕様のバンド。GPSナビやトリプルセンサーの搭載をアピールしています

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    長時間使用を意識したモノクロ液晶搭載。視認性はとても良いです