富士通は22日、日本経済新聞が報じた同社の携帯端末事業の売却に関して、コメントを発表した。富士通によると、携帯端末事業の売却は決定しておらず、他社とのアライアンスを含め様々な可能性を検討中だという。同社に確認したところ、「現在決定している事項はなく、携帯端末事業は強い独立ビジネスとして様々な可能性を模索している」とのこと。

富士通は、2016年2月に携帯端末事業を分社化。現在は富士通コネクテッドテクノロジーズが携帯端末の企画から製造、販売まで行い、スマートフォン「arrows」シリーズや、シニア向け携帯電話「らくらくホン」などを展開している。