Hitman 2016(グラフ17~23)

SQUARE ENIX
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GeForce GTX 1080の再テストを行ったのがこれ。Ryzen Threadripperのときにも「なぜかRyzen 7で異様に平均フレームレートが低い」と書いたが、再度測りなおしたら素直な結果になった。Threadripperの時には何かミスったようで申し訳ない。

ということでまず平均フレームレート(グラフ17)を見ると、これまでとは逆にFull HDでは差が少ない(とはいえ確実にある)が、その先で性能差が大きくなるというパターンである。

最大フレームレート(グラフ18)は暴れているが、なにしろ150fps超えの世界だからこれはあんまりあてにならないその一方最小フレームレート(グラフ19)は妙なことになっている。

実際のフレームレートを見てみると、Radeon RX Vegaはどちらも、250フレーム付近で急に1.0fps程度まで性能が下がるフレームが1つだけ挟まっている(GeForce GTX 1080では8fps程度)のがこのグラフの理由である。

ただこれは判断には使えないので、実際のフレームレート変動(グラフ20~23)も見てみた。確かに傾向を見ると、Full HD(グラフ20)では3つのビデオカードの結果がほぼ重なっていて性能差はあまり見られないが、2560×1440pixel(グラフ21)ではところどころGeForce GTX 1080の性能がRadeon RX Vegaを引き離し始めている。3200×1800pixel(グラフ22)ではグラフがほぼ分かれつつあり、これは4K(グラフ23)ではより顕著である。

というわけで、Hitmanに関しては、GeForce GTX 1080がRadeon RX Vegaに勝る結果となった。