3DMark v2.2.3509(内蔵GPU)

ここからは3D系である。ただ3DMarkに関しては、先に書いた通りバージョンが違うと値に互換性が無い関係でKaveri(こちらはv2.1.2937で実施した)との比較はしていない。

順調にKabyLakeの方がSkylakeを上回る結果になっている。スペック上ではCore i7-6700KもCore i7-7700Kも内蔵GPUのTurbo時における最大動作周波数は1150MHz、EU数は24で横並びなので、理論上のGPUのピーク性能は変わらない。ただプロセスの変更により、KabyLakeではSkylakeよりも平均的な動作周波数が引きあがったことが、この結果につながっている。

実際、Graphics Test(グラフ80)に加えて、Physics Test(グラフ81)はCPUの動作周波数そのままという感じで向上しており、Combined Test(グラフ82)も同じ傾向だ。スペック上では違いが無いはずのGPUだが、実際に動かしてみるとそれなりに性能が改善されている事は確認できた。