Lenovo「ThinkPad X1」シリーズの新世代モデル発表、第7世代Core搭載

Lenovoは1月3日(米国時間)、モバイルデバイスのフラッグシップシリーズ「ThinkPad X1」を構成する「ThinkPad X1 Carbon」、「ThinkPad X1 Yoga」、「ThinkPad X1 Tablet」の新世代モデルを発表した。

ThinkPad X1 Carbon

ThinkPadといえばブラックが定番カラーだったが、CarbonとYogaによりカジュアルなシルバーが加わった。Carbonのディスプレイは14インチのWQHD(2,560×1,440ドット)IPSまたはフルHD(1,920×1,080ドット)IPSで、本体サイズは323.5×217.1×15.95mm、重さは1.12kg。同じ14インチディスプレイのまま、前世代よりもコンパクトで薄く軽量になった。

プロセッサは第7世代Intel Core(Kaby Lake)。ビジネスユーザーのニーズに応える6列のThinkPadキーボード、トラックポイントはそのまま、豊富なI/OポートにThunderbolt 3(USB Type-C)ポートが加わった。タッチパッドがMicrosoft Precision Touchpad(高精度タッチパッド)になり、またオプションの赤外線カメラや指紋リーダーで、Windows Helloの顔認証やFIDO対応生体認証をサポートする。

プロセッサ：第7世代Intel Core
グラフィックス：Intel HD Graphics 620
ディスプレイ：14インチWQHD/フルHD IPS(300nits)
メモリ：最大16GB(LPDDR3)
ストレージ：128/180GB SATA、256GB～1TB PCIe TLC OPAL2
カメラ：HD 720p、赤外線カメラ(オプション)
ワイヤレス：Wi-Fi(802.11ac)、Bluetooth 4.2、LTE、NFC(オプション)
インターフェイス：Thunderbolt 3×2、USB 3.0×2、HDMI、RJ45、microSD
バッテリー動作時間：最大15.5時間
サイズ：323.5×217.1×15.95mm
重量：1.12kgから
OS：Windows 10 Pro


Thunderbolt 3ポートを装備、ACアダプタがUSB TypeｰCに

ThinkPad X1 Yoga

ThinkPad X1 Yogaもプロセッサに第7世代Coreを搭載し、Thunderbolt 3ポートを備える。クラムシェル型からディスプレイを回転させてタブレットとしても使えるのがYogaの特徴だが、キーボードの格納機能とデジタイザペン(ThinkPad Pen Pro)の改善によって、それぞれのスタイルでの操作体験が向上している。Precision Touchpadとトラックポイントを装備、赤外線カメラと指紋リーダーをサポートする。

プロセッサ：第7世代Intel Core
グラフィックス：Intel Iris Plus Graphics 640/Intel HD Graphics 620
ディスプレイ：14インチ WQHD(2560×1440) OLED/WQHD(2560×1440) IPS/フルHD (1920×1080) IPS
メモリ：最大16GB(LPDDR3)
ストレージ：128/180GB SATA、256GB～1TB PCIe TLC OPAL2
カメラ：HD 720p、赤外線カメラ(オプション)
ワイヤレス：Wi-Fi(802.11ac)、Bluetooth 4.2、LTE、NFC(オプション)
インターフェイス：Thunderbolt 3×2、USB 3.0×3、HDMI、RJ45、microSD
バッテリー動作時間：最大16時間(OLED版は最大10.5時間)
サイズ：333×229×17.05mm
重量：1.42kgから(OLED版は1.36kgから)
OS：Windows 10 Pro


ブラック(左)とシルバー(右)


エラストマー製のペン先で自然な書き心地を実現、ThinkPad Pen Pro	タブレットとして使用する時に背面になるキーボード面がフラットに