さて、プールのワークアウトをスタートさせると、Apple Watch Series 2は自動的に画面ロックがかかる。

誤動作を防ぐロック機能に溜まった水を排出する機能

水中ではタッチパネルが誤動作を起こし、勝手にワークアウト計測が止まってしまうこともあるからだ。タッチすれば画面は点灯するが、操作はできない状態になり、当然水滴でも誤動作は起きない。

ちなみに、このウォーターロックは、文字盤の画面で下端から上にスワイプすることで現れるコントロールセンターから、個別に設定することができる。プールや海で遊ぶ際に、ONにしておくと良いだろう。

ワークアウトを終えたり、水からあがるとき、ウォーターロックを解除するには、デジタルクラウンを回転させる。すると、スピーカーでビープ音が鳴り、音を鳴らすために必要な空洞からの排水が行われる。

実際に水が詰まっている状態では、スピーカーが音を出しても聞こえにくいか、聞こえない状態となる。空気が震えないからだ。

ビープ音は、スピーカー部分の水を押しだす効果があり、初め聞こえないか、籠もった音がするビープ音がクリアに聞こえるようになる様子を確認できる。

本連載では再掲となるが、ウォーターロック解除の動作のビデオを参照して欲しい。

ウォーターロック解除の方法