GuardianにFireCudaとBarraCudaも

Seagateの「FireCuda」シリーズは、SSDとHDDが融合したSSHDの新モデル。今回発売が開始されたのは3.5インチ版で、容量は1TB(ST1000DX002)と2TB(ST2000DX002)の2種類が用意されている。NANDはMLC/8GBを搭載。これにより、通常のHDDの最高5倍の高速性を実現したという。価格はそれぞれ、9,000円前後と11,000円前後。

Seagateの「FireCuda」。ゲーム、クリエイティブ向けのシリーズとなる

SSDとHDDを融合することで、高速性と大容量という"いいとこ取り"を実現

また「BarraCuda」は同社でお馴染みのブランドであるが、今回登場したのは新型のBarraCudaシリーズ。3.5インチ版は4TB以下のBarraCudaと、6TB以上のBarraCuda Proに分かれており、それぞれ保証期間が2年と5年という違いもある。最初に登場したのはBarraCuda Proの10TBモデル(ST10000DM0004)で、価格は63,000円前後。

「BarraCuda Pro」。回転数は7,200rpmで、キャッシュ容量は256MBだ

BarraCuda Proのラインナップは、10TB、8TB、6TBの3種類となる

同社は、内蔵HDDのブランドを「Guardian」シリーズに一新。先行してNAS向けの「IronWolf」がすでに発売されており、今回のFireCudaとBarraCudaはそれに続くものとなる。Guardianシリーズの登場を記念したキャンペーンも実施中だ。

3D NAND採用で安価な新型SSD

ADATAの「Ultimate SU800」シリーズは、3D NANDを採用した2.5インチSSDだ。TBW(合計書き込みバイト数)が高く、長寿命であることが特徴だという。コントローラはSMI製で、データ転送速度は最高560MB/s(リード)、同520MB/s(ライト)。TSUKUMO eX.での価格は、容量128GBが5,378円、256GBが8,618円、512GBが15,098円。

ADATAの「Ultimate SU800」。ラインナップとしてはこのほか1TBもある

3D NANDの採用により、高いストレージ密度、効率、信頼性を実現したという