Polaris第2弾は価格を抑えた下位GPU

AMDの新GPU「Radeon RX 470」が登場、搭載グラフィックスカードの発売が開始された。RX 470はすでに発売が開始されているRX 480の下位GPUにあたり、ストリームプロセッサ数が2304基から2048基へと、コアクロックが1120/1266MHzから926/1206MHzへと、それぞれ抑えられている。価格は2万円台後半から。

SAPPHIREの2モデルは「NITRO+」シリーズから登場

PowerColorからは「Red Devil」ブランドの製品

今回、発売が確認できたのはSAPPHIRE製の2モデルとPowerColor製の1モデル。いずれもオリジナルクーラーを搭載したオーバークロックモデルで、SAPPHIREからはメモリ8GB搭載版も登場している。補助電源コネクタは8ピンが1つだ。

メーカー 型番 クロック メモリ 価格
SAPPHIRE SA-RX470-8GD5NOC001 1121/1260MHz 8GB 35,000円前後
SAPPHIRE SA-RX470-4GD5NOC001 1143/1260MHz 4GB 30,000円前後
PowerColor AXRX 470 4GBD5-3DH/OC ?/1270MHz 4GB 25,800円(BUY MORE)

SAPPHIREは「Dual-X」クーラーを搭載。デュアルHDMIも備える

PowerColorはダブルブレードファンでエアフローが20%アップ

Radeon RX 480に初のオリジナル版

PowerColorの「AXRX 480 8GBD5-3DH/OC」は、トリプルファンのオリジナルクーラーを搭載したRadeon RX 480グラフィックスカード。同GPU搭載モデルは今までリファレンス版のみで、オリジナル版はこれが初となる。ブーストクロックは1266MHzから1330MHzまで高速化。価格は36,500円前後だ。

PowerColorの「AXRX 480 8GBD5-3DH/OC」。「Red Devil」で登場

大型のトリプルファンクーラーを搭載。カード長は310mmになる