本体周りでは、まず米国防省の調達基準「MIL-STD-810G」(15項目のテスト)をクリアしている。モバイルノートPCは頑丈なほうがいいので、ひとつの目安になるだろう。多くの人が重視する大きさ、重さ、バッテリ駆動時間をまとめると、一部繰り返しになるが、本体サイズがW304.8×D210.5×H14.32mm、重量が1.12kg~1.27kg、バッテリ駆動時間が公称約10時間だ。

本体は全体的にマットな感触。指紋や皮脂が着きにくいのは好印象

液晶ディスプレイはここまで開く

今回の試用機は、重量の実測が1.214kg、バッテリ駆動時間の実測が8時間34分だった。バッテリ駆動時間の計測にはBBenchを用い、10秒ごとにキー入力、1分ごとにWeb巡回の設定。Latitude 13 7000側は、無線LAN常時オン、液晶輝度50%、電源プラン「バランス」だ。

本体の重さは実測1.214kg

ACアダプタと電源ケーブルの重さは実測265g

本体、ACアダプタ、電源ケーブルを合わせた重さは実測1,479g

小型のACアダプタと電源ケーブルは合わせて実測265g、本体を含めた実測は1.479kgとなった。軽くはないが、持ち歩くのが辛くなるほどではなく、1日の外出ならACアダプタを持って行かなくても何とかなりそうだ。また、プリインストールされている電源ユーティリティによって、バッテリの充電量を指定した上限値(%)にしてバッテリ劣化を抑えたり、指定した時間帯にバッテリ駆動させるピークシフトなどの設定も行える。

バッテリ関連のユーティリティはかなり高機能

充電開始と充電停止のバッテリ容量(%)しきい値を設定できる

ピークシフト機能も、曜日や時間帯を細かく設定できる

試用機の液晶ディスプレイは、13.3型ノングレアIPSのフルHD(1,920×1,080ドット)。タッチパネルではないが、ノングレアIPSには根強いニーズがあるため(ひょっとしたらタッチ対応や光沢よりも)、選択できるのはありがたいところ。発色、視野角ともに不満はなく、派手すぎない画面は個人的にも好みだ。

柔らかい印象の画面は見やすい。最低輝度にするとかなり暗くなるのも良いところだろう