森山未來(左)、武井咲

5月27日発売となるPlayStation4、PlayStation3、PlayStationVita専用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』の主人公ボイスを、俳優の森山未來と女優の武井咲が担当することが明らかになった。

本作は、累計100万本以上を売り上げた「ドラゴンクエストヒーローズ」シリーズ最新作。おなじみのキャラクターたちが登場するのはもちろん、圧倒的な迫力のバトル、映画のような壮大な世界観、新しくもなつかしい「ドラゴンクエスト」らしさ、そのすべてを進化させた完全新作で、マルチプレイも可能になっているという。

森山が演じるのは、ジャイワール王国出身の騎士の卵で、隣国オレンカの士官学校に留学しているラゼル。とある事件をきっかけに国家同士の戦いに巻き込まれることになる。一方の武井が演じるのは、ラゼルのいとこで同じくジャイワール王国の士官候補生・テレシア。勢いで突っ走りがちなラゼルに、的確なツッコミを入れるしっかり者という設定になっているという。24日15時からはニコニコ生放送『ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE!』が放送され、二人の収録の様子やインタビューを収めたメイキング動画も初公開される。

森山未來コメント

オファーが来た時は、今までにない興奮の仕方をしました。小さいころ、夢中になって遊んでいた『ドラゴンクエスト』。今年30周年ということで、僕の人生と同じだけ歴史のあるタイトルなわけで、それに関わることができるというだけでも驚きなのに、まさか「声」という形でこのタイトルに関わることになるとは!

一番思い入れがあるのは『ドラゴンクエストIII』ですね。あとは海外にいる間はパソコンから『ドラゴンクエストモンスターパレード』もやっていました。『ドラゴンクエスト』の魅力は、冒険の中でいろいろつまずくことが出てきたとしても、必ずヒントがあって、そのヒントをたどっていくとちゃんと物語を進めていくことができる、そんな「いいあんばいの難しさ」だと思っています。

そんなシリーズの生みの親である堀井さんが、収録にずっと立ち会って、演技指導までしてくれて、それはもう緊張しましたよ。でも同時に、ゲームを作る現場に一緒に立てているということにすごく興奮しましたね。

僕が演じたキャラクター「ラゼル」は、いつもテンションが高い熱血のキャラクター。きっと彼からは元気をいっぱいもらえると思うので、ぜひゲームの中で会えるのを楽しみにしていてくださいね。

武井咲

子供の時、両親がプレイしている間に挟まれながらずっと見ていた『ドラゴンクエスト』。幼い時から慣れ親しんでいたゲームの中の世界に、まさか自分が入る日が来るなんて、思ってもいませんでした!

声の演技自体はやったことはあるのですが、『ドラゴンクエストヒーローズII』はアクションRPGなので、アクションボイスがたくさんあるんですよね。勢いや力強さを、セリフだけではなく息遣いまでまじえた声だけで演技するのは、難しさもありましたが、とても楽しく収録することができました。

収録は数日に分けて行っていたのですが、すでに収録したボイスを開発の皆さんが超特急でゲームの中に組み込んでくださっていたんです。その開発段階の本作を触らせていただいて、ゲームの中から自分の声がしてくるのはなんだかとっても不思議な気持ちでした。でも、ちゃんと「テレシア」のキャラクターになっていたので、ほっとひと安心です。

「テレシア」は、お姉さん気質でしっかり者。でもなんでもできちゃうわけではなくて、実はか弱い一面があったり、頑張っている姿もぜひ見ていただきたいです。いとこの「ラゼル」との関係にも注目してみてください。

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