高還元率でポイントが貯まりやすく、「1ポイント=1円」相当で現金と同じように使える気軽さから人気を集める家電量販店のポイントカード。前回は、代表的な家電量販店5社を取り上げ、クレジット機能付きポイントカードを中心に各社のちがいを比較した。今回は、家族でポイントを貯める方法についてまとめる(以下、本文と図表いずれも2016年2月の情報をもとに編集部で作成しています。詳細な条件については一部省略しておりますので、あらかじめご了承ください)。

■前回記事はコチラ
お得なポイントカードはどれ? - 家電量販店のクレジット機能付きカードを比較

ポイント口座をまとめて効率よく

家電量販系クレジットカードは、当然といえば当然なのだが、クレジット機能を持つため、名義人以外は使えない。そのため、家族の買い物で得たポイントも貯めるには、カード所有者と一緒に買い物に行く必要がある。

しかし、いつでも一緒に買い物に行けるとは限らない。買い物時にカードを提示しなくても、レシートを利用してポイントを後付けできる量販店が少なくないが、この「後付け」は面倒だし、忘れてしまう人も多いだろう。そこで、クレジットカード所有者が一緒に買い物に行けない場合でも、家族で効率よくポイントを貯めるにはどうすればよいかをまとめた。以下、クレジットカード所有者を本会員としている。

今回取り上げるのはエディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの5社(50音順)

まず、家電量販系カードのポイントを家族で貯める方法を整理すると、以下のとおり3つの傾向に分かれる。

1. 家族会員カードまたは本人名義のカードを家族が利用する→エディオン、ジョーシン

2. 本会員が同一名義のカード(クレジット機能ありとなし)を2枚持ち、クレジット機能なしのポイントカードを家族が利用する→ビックカメラ、ヨドバシカメラ

3. 電話番号などで家族であることを確認し、ポイントを付与→エディオン、ヤマダ電機

次ページから量販店ごとに家族でのポイントの貯め方を見ていこう。