エディオン - 家族も長期保証の対象に

「エディオンカード」の場合、家族でポイントを貯める方法は大きく2つある。1つめは、「配偶者カード」を発行する方法。そして2つめは、本会員のカードに「家族会員」として登録する方法だ。配偶者カードはクレジット機能付きのカードで、年会費無料で発行できる(本会員は年会費税別980円)。発行手続きはカードを持参した本会員がエディオンの各店舗で行う。

エディオンカード。長期保証が充実しているのが特徴

配偶者カードで買い物すると、本会員と同じポイント口座にポイントが貯まっていく仕組みだ。貯めたポイントは、本会員カード、配偶者カードどちらでも使用できる。また、ポイントだけでなく、本会員のカードに付帯する長期保証も適用になる。

配偶者以外が買い物した際のポイントも一緒に貯めるには、「家族会員」として登録すればよい。家族会員の登録には、本会員と同一世帯、同一住所に住む家族という条件があるが、単身赴任や進学による一人暮らしの学生なども基本的には家族会員として認められる。家族会員の登録には本会員と家族、両方の同意が必要だ。手続きはエディオンの各店舗で行い、本会員と家族が一緒に来店して行う。

家族会員が買い物する際には、本会員が登録している電話番号を伝えることで、買い物のポイントを本会員のポイントとして貯められる。家族会員にはカードが発行されないので、家族会員はポイントを使えない。本会員のカードに付帯するエディオンの長期保証は適用になる。

ジョーシン - 家族間でポイント移行が可能

「ジョーシンクレジットカード」の場合、配偶者カードはない。しかし、家族間でポイントを移行するサービスを利用すれば家族のポイントを共有可能だ。クレジット機能がない「ジョーシンカード」は中学生以上から入会対象になるため、対象年齢以上であれば家族全員がそれぞれカードを持つことができる。原則としてジョーシンカードに付帯するポイントはカードの名義人のみ利用できるが、同一住所、同一姓の家族に限って、互いが合意した場合はポイントを家族が持つジョーシンカードへと移行できる。

ジョーシンクレジットカード。楽天スーパーポイントも貯められる

ポイント移行の手続きは店頭で行う。ポイントをまとめて貯めておきたいカードの所有者が一緒に来店してカードを提示し、来店者の本人確認を行えば完了だ。ポイントを集約するカードは自由に選べる(本会員以外も可)。ポイント移行サービスの作業は2枚のジョーシンカード間で行うが、合計枚数には制限がないため、家族全員分のポイントを1枚に集約可能だ。また、移行するポイントの上限下限の設定はない。