日本HPの「HP Pavilion x2 10-n000」は、キーボードドックから取り外した10.1型液晶ディスプレイ(PC本体)をタブレットとしても利用できる、デタッチャブル型の2in1ノートPCだ。直販価格は47,800円(税別)からと、5万円を切るリーズナブルなモデルでありながらも、キーボードや液晶ディスプレイの使い勝手は良好。さらにUSB 2.0 Type-Cを1ポート搭載している点も大きな特徴となっている。今回はこの「HP Pavilion x2 10-n000」について、デザイン的な特徴や実際の使い勝手、さらにベンチマーク結果などを紹介する。
■主な仕様 [製品名] HP Pavilion x2 10-n000 [CPU] Intel Atom Z3736F(1.33GHz) [メモリ] 2GB [グラフィックス] Intel HD Graphics [ストレージ] 64GB eMMC [光学ドライブ] なし [ディスプレイ] 10.1型ワイド(1,280×800ドット) [OS] Windows 8.1 Update 32bit [サイズ/重量] W265×D175×H10mm/約600g(タブレット)、W265×D183×H16.7mm/約1.19kg(キーボードドック接続時) [直販価格] 47,800円(税別)から |
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低価格ながら質感が高く、持ち歩きやすい
HP Pavilion x2 10-n000(以下、HP Pavilion x2)には、店頭販売向けのモデルと直販モデルの2種類が用意されている。Office Home and Business 2013が付属する店頭モデルの想定価格は65,000円前後(税別)で、オフィスなしの直販モデルは最小構成価格が47,800円(税別)から。カラーバリエーションは、サンセットレッドとブリザードホワイトの2種類となっている。
本体の素材には、PCでは一般的な樹脂が使われているが、光沢を抑えたマットな仕上がりで高級感がある。ボディの強度も(樹脂としては)それなりに高く、一見するとアルミ素材のようだ。もっとも、強く押したりねじったりすると歪みは生じるが、普通に利用しているぶんには気になることはないだろう。