フライボードに挑戦!

約2時間の講習を終え、昼食をとって逗子マリーナへ移動。次はいよいよ、フライボードに挑戦だ! お世話になったのは「FlyField逗子」(フライフィールドずし)さん。現在(2015年8月初旬)、関東で唯一、海でフライボードを体験できるスクールだ。

FR10なら食事の撮影も楽しい。普通に撮るとこんな感じになってしまいがちだが……

FR10ならカメラ部のヒンジが簡易スタンドになるので、自分の方に向けて、こんな見せ方もできる!

【左】逗子マリーナに移動。どうよ、南紀白浜と見まがうこの景色! 気分は一気に南国リゾート。【右】フライボードでお世話になったFlyField逗子さん

逗子マリーナのハーバーには、豪華クルーザーがずらりと並ぶ。圧巻!

冒頭でも少し触れたが、フライボードとは、足に装着したボードからジェット水流を噴出して空中を飛び回るスポーツ。ジェット水流を噴射するチューブは専用の水上バイクのノズルに直結されており、ドライバーがスロットルで水流のパワーを調整する。つまり、バランスを取ることと、ボードの傾きで飛ぶ方向をコントロールするのが、ボードの乗り手の役割だ。

【左】中央のチューブから送られるジェット水流を噴射することで空中を飛ぶ。【右】チューブは、専用に改造された水上バイクのノズルに直結されている

スタンドアップ・パドルボードのときと同様、まずは参加者が集合してブリーフィング。ここで水中移動時やジャンプ時の姿勢について説明を受ける。ではさっそく体験に……と行きたいところだが、その前に、まずインストラクターの方に模範演技を披露していただいた。

インストラクターから飛ぶ手順について説明を受ける

いやもう「さすが!」というほかない。前傾姿勢で前進、腰を引いてやや足を前に出すような姿勢でブレーキをかけて停止。ちょうど逆噴射のような状態だ。続いてボードを少しずつ傾け、噴射方向を変えることで大きなループを描きながら海上を自在に飛翔する。もはや、ボードは完全に足の延長。右手に握りしめたFR10の防水ハウジング形状も相まって、その姿は、さながら水晶球を携えて天に昇る龍にも見えた。

【左】噴射好口を前方に向け、空中でブレーキをかける。左手に握っているのは、防水ハウジングを装着したFR10のカメラ。【右】スロットルを預かる水上バイクとの息もピッタリ!

【左】水上をまるで滑るように移動していく。【右】スロットルオープン! チューブを大きくうねらせ、ループを描きながら水神のごとく上昇する!!

水中潜水と浮上を繰り返すハイテクニック「ドルフィン」を披露!