実用段階に達したと感じるSurface ペン

今回、Surface ペンを使っていて、

「とても自然に描けるようになったな」

というのを実感した。これはマイクロソフトのOneNoteのみならず、オフィスプログラムにおいても、ペンでの入力を自然にできるようにチューニングされていることが大きい。

この面で、ソフトハウスであるマイクロソフトがハードウェアをも作ることの意味を感じた。どんなハードも、それを活かせるソフトウェアがなければ、その本領を発揮することができないからだ。言い古された言葉だが、デジタルデバイスにおいては、これは永遠の真実なのだろう。

SurfaceがSurfaceマインドに届いた?

そして、Surface 3はボディが比較的軽量であることもあり、デジタルノート的にメモをとることがより身近になったと感じる。

モバイル回線にしても、LTE機能を搭載したことによって、モバイルルータなどを持ち歩いたり、スマホでテザリングしたりする手間もかからないのがいい。より自由になった感じだ。さまざまなアイデアを気軽にメモしたり、ExcelやWordのファイルに書き込みできるなど、ペン描きタブレットとしては、1つのボーダーを超えたデバイスなのではないかと思う。

「Surface 3」は、おそらく初代のSurface登場時からマイクロソフトが目指していた理想のデバイス(万能デジタルノート?)に、ようやく到達してきたのではないか? と考えさせられた。