先日、日本国内向けにも発表されたマイクロソフトのタブレットPC「Surface 3」だが、今回、短期間ながら実機に触れることができたので、LTE通信やSurface ペンの使い心地などを中心にレビューしていきたい。

キーボードカバーを接続すると、まさにノートPCのように見えるSurface 3

Surface 3をおさらい

まずはSurface 3のアウトラインをおさらいしておくと、「Surface 2」の後継機にあたり、インテルCPUを搭載している。そのため、普通のインテル系Windowsプログラムが動作するので、非常に豊富なソフトを使うことができる。ちなみに上位機種の「Surface Pro」は12インチの大型ディスプレイを搭載したモデルだ。

CPUが変わるというのは大きなインパクトで、これだけでも、かなり「生まれ変わった」と言えるのだが、Surface 3の最大の特徴は「LTE」通信に対応したことだろう。今回、通信キャリアとして選択されたのは「Y!mobile」、つまりはソフトバンクだ。

そして、スタイラスペン「Surface ペン」にも対応するようになったのが大きい。Surfaceは「Pro」モデルとスタンダードモデルがあり、従来の標準モデルはペンに対応していなかった。Surface ペンはProモデルの特権だったわけだ。これが使えるようになったことで、Proとスタンダードの違いは主にディスプレイサイズとなった。

Surface 3はスタンダードモデルながら、LTE通信に対応したので、Proに対して独自のアドバンテージを持っているわけだ。ちなみにSurface 3では、Surface ペンが残念ながら別売りで、その価格は税込み6,458円だ。

また、言うまでもないがマイクロソフトのプロダクツなので、マイクロソフトのオフィスソフト「Office Premium」も付属しており、ビジネスでも使いやすい。