3DMarkとゲーム系ベンチマークの結果

「3DMark」ではもっとも負荷の高い「Fire Strike」でスコア「1290」と、エントリー向け外付けGPU程度の結果が出ている。Intel Core i7-4770HQの内蔵グラフィックス「Intel Iris Pro Graphics 5200」は、高性能な内蔵GPU(iGPU)だ。3Dゲームをある程度快適に遊べるのはもちろん、Adobe Premiere CCなどGPUアクセラレーションに対応するクリエイティブ系ソフトにおいても、3Dエフェクト処理などが高速化されるという効果がある。

「3DMark」ベンチマーク結果

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト(ドラクエ10ベンチ)」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(FF14ベンチ)」では、1,920×1,080ドットの標準画質で快適に遊べるという評価が出ている。

最高画質に変更すると、ドラクエ10ベンチでは「快適」の評価だが、FF14ベンチでは「設定変更を推奨」となった。ソフトによって変わってくるものの、フルHDの解像度でも国内向けのオンライン3Dゲームを快適に遊べそうだ。

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果

■「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果
1,920×1,080ドット、標準品質 7200(とても快適)
1,920×1,080ドット、最高品質 5291(快適)

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」ベンチマーク結果

■「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」ベンチマーク結果
1920×1080ドット、標準品質(ノートPC) 4108(快適)
1920×1080ドット、高品質(ノートPC) 2766(やや快適)
1920×1080ドット、最高品質 1704(設定変更を推奨)

VAIO Z Canvasのバッテリ駆動時間は、カタログ上の公称値で6.7~7.6時間(JEITA2.0)とされている。そこで「BBench」を使って実際の駆動時間を計測したところ、テスト開始から6時間58分でバッテリ切れとなり、休止状態へ移行した。Windows 8.1の電源プランは「省電力」に、「VAIOの設定」の「電源・バッテリー」は「静かさ優先」に設定している。

「VAIO Z Canvas」のバッテリレポート。設計上の容量は65,970mWhとかなり多めだ