最高のパフォーマンスを求める人におすすめ

以上からおわかりのように、VAIO Z Canvasは使い勝手の面でもパフォーマンスの面でも、完成度は非常に高い。特に、イラスト、動画、3D CG、写真などを扱うクリエイター向けの配慮がきわだっている。

その意味でVAIO Z Canvasは、プロのクリエイター向けとされている。とはいえ、現時点での最強タブレットという点で、プロでもなくクリエイターでもない人にとっても、魅力的に見えるに違いない。カスタマイズモデルの最強構成で481,076円(税別)と安くはない値段だが、最高のパフォーマンスを求めるなら購入する価値はある。

液晶ディスプレイの色合いを変更したり、カラーキャリブレーターを使ったカラーマネージメントにも対応。印刷物や映像など、色合いが重視される作業には必須の機能だ

■試用機の主な仕様
製品名 VAIO Z Canvas VJZ12A1(VAIO OWNER MADE)
参考価格 税別319,800円(VAIO OWNER MADEの最小構成は249,800円~)
OS Windows 8.1 Pro Update 64bit
CPU Intel Core i7-4770HQ(2.20GHz)
メモリ 16GB
グラフィックス Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)
ストレージ 512GB PCIe SSD
光学ドライブ
ディスプレイ 12.3型ワイド(2,560×1,704ドット)
通信機能 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0
主なインタフェース HDMI×1、ミニDisplayPort×1、USB 3.0×2、SDXC対応無線LAN×1、ステレオミニ端子×1など
バッテリ駆動時間 約6.7~7.6時間(JEITA 2.0)
本体サイズ / 重量 W301×D213×H13.6mm/約1.21kg