環境の整備が必要
次に話は、どんな機器をコントロールできるのか? に移った。
「今回、SmartThingsとiRemoconにも対応するようになりました」と吉田氏は話した。
Ring ZEROはスマホとBluetooth接続し、音楽を再生したりできるわけだが、ネットワークに対応しない普通の家電をコントロールするにはハブとなる中継機器が必要になる。ちなみに冒頭で紹介したフィリップスの照明「Hue」は、初めからネットワークでコントロールできる照明器具だ。
「iRemocon」は、日本メーカーの製品で、ネットワーク接続型の学習リモコン。つまり、現在、ユーザーが持っている家電のリモコン信号をこれに学習させ、ネットワーク経由で実行することができる。「SmartThings」は北米のメーカーで、家電をネットワーク制御、環視するスマートホームデバイスを提供する企業だ。
これらの機器を介して、Ring ZEROは家のなかのさまざまな機器をコントロールできるというわけだ。