昨年の秋に“魔法の指輪”として話題になった「Ring」の新機種「Ring ZERO」が発売されたということで、恵比寿にあるログバーに、この新製品を試しに行ってきた。

海外も大注目の魔法の指輪

Ringと言えば、昨年の秋に登場した、指にはめて他のデバイスにコマンドを飛ばすことができるコントロール型のウェアラブルデバイスだ。なにしろ、指にはめてジェスチャーすることで、Bluetooth接続されたスマートフォン経由でさまざまなデバイスをコントロールできるというわけで、何か魔法の世界のような新しい感覚のデバイスだ。

クラウドファンディングで資金を集めてのスタートアップなので、はじめからユーザーも多く、かなりの話題を拾っていたデバイスだ。僕も昨年、春にモバイル系の展示会でこのデバイスがはじめて登場したときから注目しているが、実際に秋に発売が開始されたときにはかなり驚いた。本当に、こんなスピードで、このデバイスが発売されると思っていなかったからだ。

昨年、実際に触れたRingは、常時、装着しているにはやや重いとか、思ったより大きいなあと感じるなど、ちょっと残念な面がないでもないわけではなかった。しかし、海外の有名雑誌で注目デバイスとして紹介されたり、今年1月に米国・ラスベガスで開催された家電見本市「CES」にも出展し、多くの外国人からログバーが質問攻めにあうなど、世界中の注目を集めていた。

オレと「Ring ZERO」。まるで某映画みたいな製品名で、著作権的に大丈夫なのか? と妙な心配をしてしまった