米Googleは現地9日、Android OSの最新バージョンとなるAndroid 5.1をリリースした。OSの安定性とパフォーマンスを向上させるとともに、複数のSIMカードへの対応、デバイス保護機能の強化などが行われている。
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複数SIM利用時のアカウント切り替えイメージ |
Android 5.1では、複数のSIMスロットを備えたAndroidデバイスをサポートする。これにより、家族間でデバイスをシェアしたり、用途に応じたデバイスの使い分けが可能となる。デバイス保護機能の強化では、デバイスが紛失・盗難のトラブルに見舞われた場合に、紛失・盗難後のデバイスの所有者が工場出荷状態にしても、Googleアカウントにログインしなければ、ロック状態が継続されるようになる。同機能はNexus 6やNexus 9のほかに、多くのAndroidスマートフォン、タブレットで利用可能になるとしている。
また、クリアな音声通話を可能にするHDボイス通話に対応。さらに、クイック設定で、ペアリングしたBluetoothデバイスのコントロール、Wi-Fiネットワークへの接続を可能にする。
