画像認識と翻訳精度、画像翻訳機能はどのアプリが優秀なのか? –翻訳アプリ4本を比較

CamTranslator Pro

テキスト翻訳、画像翻訳、リアルタイム翻訳に加え、通貨の計算もできるiOS用の翻訳アプリ。36カ国語と数多くの言語に対応している。オフライン機能も、アプリ内購入で必要な言語の辞書をダウンロードすることで可能だ。

画像翻訳機能に関しては、訳したい文章を撮影してから、訳したい箇所を選択ツールで範囲指定すると翻訳画面に移行してテキスト化された原文と翻訳文が同時に表示される仕組みになっている。また、カメラをかざして単語や文章を映すと、カメラ画面上に単語ごとの訳が表示される「ライブビデオ単語翻訳」機能も搭載。

テキスト翻訳には定型文を登録して呼び出す機能があり、必要な文章を登録しておけば入力の手間は少ない。

画像翻訳で、撮影した画像を訳したい場所を囲むように選択するだけで多少長い文章でも翻訳できるインターフェースは秀逸だ。ただ、フォントによって読み取り精度が大幅に違う点や、専門用語や常套句の翻訳精度が低め。例えば、「すみませんが」は「Google翻訳」の場合は「Excuse me」と翻訳するのに対して、こちらは「I’m sorry」と直訳してしまう感じだ。

機能自体は便利なものが多いが、肝心の読み取りと翻訳精度の性能が追いついていないのが残念なところ。