シャープは12月17日、プラズマクラスター冷蔵庫5製品「SJ-XW47A」「SJ-PW42A」「SJ-PW38A」「SJ-PD27A」「SJ-PD14A」を発表した。これらのうち、SJ-PW42AとSJ-PW38Aは12月12日に発売済み。SJ-PD14Aは12月17日発売で、SJ-XW47Aは12月25日発売、SJ-PD27Aは2015年1月14日発売となっている。

価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、SJ-XW47Aが250,000円前後、SJ-PW42Aが210,000円前後、SJ-PW38Aが200,000円前後、SJ-PD27Aが90,000円前後、SJ-PD14Aが55,000円前後(いずれも税別)。

「SJ-XW47A」

5製品はいずれも「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載しており、庫内の除菌や脱臭を行うことが可能だ。

ステンレスパネルで食品を優しく冷やす「SJ-XW47A」

SJ-XW47Aは、定格内容積467Lの5ドア冷蔵庫。大きな特徴が、「ステンレスミスト冷蔵室」を採用したことだ。通常の冷蔵庫では冷気を室内に循環させて温度を下げるが、ステンレスミスト冷蔵室では内壁に採用されているステンレスパネルで食品を優しく冷やすことができる。また、ドア開閉時に入る湿気を吸着して庫内に潤いを与えることで、食品の乾燥を防ぎ、鮮度を長期間キープすることが可能だ。密閉性の高い「うるおいチルド」も採用されている。

AI(人工知能)を使用した25項目の省エネ技術「節電25」を搭載しており、生活のリズムに合わせた節電を行うことができる。省エネ運転を行わない場合に比べて、最大で25%の節電が可能だ。

サイズはW650×D705×H1,820mmで、質量は98kg。年間消費電力量は190kWh/年となっている。

幅60cmのスリムタイプ冷蔵庫「SJ-PW42A」「SJ-PW38A」

左が「SJ-PW42A」で、右が「SJ-PW38A」

SJ-PW42Aは定格内容積424L、SJ-PW38Aは定格内容積284Lの5ドア冷蔵庫。いずれも幅が60cmに抑えられており、マンションなどのスペースが限られたキッチンでも設置しやすくなっている。

ドアの開閉時に庫内に入る湿気を吸着する「うるおいミストパネル」を装備。食品の乾燥を抑え、鮮度を保つことが可能だ。SJ-XW47Aと同様に「節電25」が採用されており、最大25%の節電が可能となっている。

サイズは、SJ-PW42AがW600×D698×H1,820mmで、SJ-PW38AがW600×D698×H1,690mm。質量は、SJ-PW42Aが79kgで、SJ-PW38Aが73kgだ。年間消費電力量は、SJ-PW42Aが240kWh/年で、SJ-PW38Aが250kWh/年となっている。

プラズマクラスターを採用した2ドアモデル「SJ-PD27A」「SJ-PD14A」

左が「SJ-PD27A」で、右が「SJ-PD14A」

SJ-PD27Aは定格内容積272Lの小人数世帯向けモデルで、SJ-PD14Aは定格内容積137Lのパーソナル向けモデル。いずれも2ドアタイプだが、SJ-PD27Aは、まとめ買いに便利な102Lの大容量冷凍室を備えている。

SJ-PD14Aの天面は、オーブンレンジなどの設置にも対応する「耐熱100°Cトップテーブル」となっている。

サイズは、SJ-PD27AがW545×D650×H1,560mmで、SJ-PD14AがW480×D590×H1,125mm。質量は、SJ-PD27Aが51kgで、SJ-PD14Aが35kg。年間消費電力量は、SJ-PD27Aが380kWh/年、SJ-PD14Aが290kWh/年だ。