Officeが入って5万円台の14型スリムノートPC - 日本HP「HP Stream 14」

OneDrive 100GBの2年間利用権が付属する

メモリは標準で2GBを実装しており、増設はできない。また、ストレージとしては32GBのフラッシュメモリ(eMMC)を搭載している。ストレージ容量はやや少ないが、それを補うためにMicrosoft OneDrive 100GBの2年間利用権が付属するので、頻繁に使わないデータなどは、OneDriveに保存するようにしてしまえばよい。

液晶は14型の光沢タイプ、解像度は1,366×768ドットだ。発色や視野角なども合格点を付けられる。本体のサイズは、W346×D240×H17～20.5mmとスリムで、重量は約1.6kgだ。いわゆるモバイルノートPCではないが、14型液晶のノートとしては軽い部類であり、気軽に持ち運べるだろう。液晶上部には約92万画素Webカメラを備え、ビデオチャットなどに利用できる。天板部分やパームレストにはアルミニウム合金を採用し、質感が高い。サウンドにもこだわっており、音質に定評のあるBeatsAudioクアッドスピーカーを搭載する。OSはWindows 8.1 Updateだ。

キーボードはゆったりしており、使いやすい

キーボードはアイソレーションタイプの全89キーである。14型ノートPCなので、キーピッチは約19mmとゆったりしており、剛性も高いので、快適にタイピングが可能だ。カーソルキーが一段下に下がって配置されておらず、上カーソルキーと下カーソルキーが小さいことと、Enterキーの右側にPgUpキーやPgDnキーが配置されていることがやや気になるが、慣れれば問題はないだろう。

ポインティングデバイスとしては、パッドタイプのイメージパッドが採用されている。イメージパッドは、最近主流のパッドとボタンが一体化したタイプだが、パッドのサイズが大きく、操作性も良好だ。複数本の指を使ったタッチジェスチャーにも対応している。