文字の認識精度は?

記者説明会の最後には、質疑応答の時間が設けられた。オペレーターを介さない場合の文字の認識精度について聞かれると、Michael氏は「98%程度。有料版では、データをクラウドにアップしてから最短5秒で人工補正が入り、100%の精度になる」と説明した。また、オペレーターの処理にかかる時間について聞かれると「反映されるまでに5分間ほどかかる」と回答した。

全世界1億人以上と公表している「CAMCARD」のユーザー数の内訳について、Michael氏は「中国人のユーザーが約40%。日本人のユーザーは12~13%ほど」との認識を示した。

無料で名刺管理アプリを提供している企業もあり、低価格路線だけでは訴求が難しいのでは、との質問にオウ氏は「コンシューマ製品においては、名刺管理ツールから人と人の結び付きをサポートするツールへと進化させることで差別化を図る。企業向けに関しては人工補正を提供しているサービスの中でおそらく最安値になっている。大規模な管理機能もついており、企業さまにとっては魅力的なサービスになるのではないか」と回答した。

フォトセッションで握手を交わす、キングソフトのオウ・エイヒョウ氏とINTSIGのMichael Zhen氏

(記事提供: AndroWire編集部)