ビジネス向けにも、コンシューマ向けにも事業を展開

続いて、キングソフト 代表取締役社長のオウ・エイヒョウ(翁永飆)氏が登壇。同社の事業戦略を説明した。「スマートフォンの普及により、会社の外で仕事をするシチュエーションが確実に増えてきている」とオウ氏。こうした時代背景を踏まえ同社では、かねてからPC向けに提供していた「KINGSOFT Office」を、スマートデバイス向けにも「KINGSOFT Office for Android」「KINGSOFT Office for iOS」として提供している。その結果、グローバルで3億人のユーザーを獲得したという。

今後は、クラウドサービスを介してデバイスを問わずに文書の管理が可能になる機能を実装予定とのこと。

キングソフトのオウ・エイヒョウ氏

「KINGSOFT Office」がクラウドに対応し、デバイス問わず、文書の管理が行えるように

ビジネス向けには、LINEのようなチャット機能とFacebookのようなコミュニケーション機能が利用できる「WowTalk」を提供する予定。

スピーディな企業内コミュニケーションが可能になる「WowTalk」の提供を控える

コンシューマ向けにはユーティリティアプリをはじめとして、スマートフォンに最適化したアプリを積極的に展開。「Battery Doctor」「Photo Grid」「Clean Master」の3アプリだけで、月間700万人ものアクティブユーザーを抱えているという。

コンシューマ向けに、スマホに最適化したアプリを積極的に展開