日本市場のニーズを取り込んだ「CAMCARD」の最新バージョン

ビジネス向けにもコンシューマ向けにも様々な事業を展開しているキングソフトだが、今回、さまざまな想いが合致してINTSIGと戦略的パートナーシップを結ぶに至ったという。オウ氏は「プロモーション、マーケティング、販売、マネタイズなど、全方位的に協力させていただく」と意気込む。

ビジネス向けの「CAMCARD BUSINESS」には、月額500円のリーズナブルなプランも用意。これは「中小企業や、スモールオフィスでも気軽に使ってもらえるように」(オウ氏)と、配慮した結果だ。機能面では、大量の名刺をスキャナーで取り込むことが可能。また、Outlookプラグイン、Excelエクスポートなどの機能にも対応している。

「CAMCARD BUSINESS」は、スキャナーと連動

Outlookプラグインなど、外部システムとも連携する

取り込んだデータはPCで管理可能

「CAMCARD BUSINESS」の料金プラン

コンシューマ向けには、「CAMCARD」の最新バージョン5.5を提供していく。日本市場のニーズが取り込まれた形になっているという。具体的には、視認性・操作性の改善、SNS連携の強化などが図られた。また、複数人との名刺交換が可能になる。このほか、プロフィールの更新時には、登録ユーザーへ情報が通知されるようになった。

「CAMCARD」の最新バージョンでは、様々な機能が改善・強化されている

複数人との名刺交換も可能に

プロフィール更新すると、登録ユーザーへ情報が通知される

ソフトバンクの「App Pass」、KDDI(au)の「au スマートパス」でも提供

最後に、オウ氏は「CAMCARDを“名刺を管理するツール”から、“人と人のビジネスの結び付きをサポートするツール”へと進化させていきたい」と話した。