またDisplayPort 1.2以降では、1.1以前と比較して2倍の転送帯域を持っており、2つの転送ストリームを束ねて異なる2画面情報を同時に出力可能な「Multi Stream Transport (MST)」というモードが利用可能になっている。

応用例はいくつかあり、例えば2枚以上の外部ディスプレイをDisplayPortで数珠つなぎ(デイジーチェーン)した場合、このMSTを使って1本のケーブルから同時に2画面情報を出力することができる。このほか、2画面出力を3D表示に利用したり、あるいは30Hzの2画面を重ねることで「60Hz」を実現したりすることも可能だ。「OS X Mavericks v10.9.3 Update」では、このMSTを用いた60Hzの4K出力が可能になっており、DisplayPort 1.2に対応した本体に60Hz対応ディスプレイを接続することで、同機能が有効になる。上記の5つの4K対応ディスプレイのうち、「Dell UP3214Q」以外の4つは対応可能だとAppleでは説明している。ファームウェアアップデートが必要なケースもあるとのことで、適時ディスプレイのサポート情報を参照してほしい。

4Kディスプレイ接続後はスケーリング用のオプションを選択可能になるので、文字サイズがDPIに合わせて自動調整されるデフォルト設定のままでもいいし、あるいは4Kの解像度を活かすためにスケールを変更してもかまわない。ただし、4Kで表示情報量を増やすとプロセッサに負荷をかけることになるため、全体のパフォーマンスは遅くなる可能性がある(特にMacBook Pro)。

4Kディスプレイ接続後はスケーリング用のオプションを選択可能