OS X Mavericks v10.9.3 Updateが公開された5月15日時点ではMacにおける4Kサポート関連の情報は1月時点のままで更新されていなかったのだが、翌16日に正式に記述が書き改められ、同アップデートでの強化点が改めて紹介されている。前述のようにDisplayPort 1.2やHDMI 1.4に対応したMacBook ProとMac Proの「Late 2013」モデルのみが対象だが、今回新たに60Hzのリフレッシュレートに対応している。

HDMIポート経由での出力では、今回のアップデート以前と同様に下記の解像度とリフレッシュレートでの対応となっている。3840×2160がいわゆる「4K (UHD)」で、60Hz非対応であることからもわかるようにHDMI 1.4のハードウェア的な制限を引き継いでいる形だ。

  • 3840×2160 (30Hz)

  • 4096×2160 (24Hz、ミラーリング非対応)

一方でDisplayPort側ではアップデート適用により大きな恩恵を受ける。まず標準の転送モードである「Single Stream Transport (SST)」を用いた場合、下記のディスプレイで30Hzでの4K出力が可能だ。

  • シャープPN-K321

  • ASUS PQ321Q

  • Dell UP2414Q

  • Dell UP3214Q

  • パナソニックTC-L65WT600