加藤社長は、iPhoneだけでなく、Androidスマートフォンでも「期待に応えられる魅力的なラインナップ」と強調。iPhone一辺倒にはならないような販売施策で他社に対抗していく考え。

Androidラインナップも充実させており、全方位戦略をとる

ネットワークでは、2GHz帯、800MHz帯、1,7GHz帯、1.5GHz帯という4つのバンドを使う「クアッドバンドLTE」と、これを活用した「世界最速」という下り最大150Mbpsの通信サービスで、ネットワーク品質を向上させる。LTEの基地局数は37,000局を超え、年度末には5万局以上を設置。高速化エリアも順次拡大していく。

「Strong」をキーワードとして、ネットワークも強化

「倍増計画」(同)で、基地局を5万局まで拡大する

高速エリアも順次拡大する

サービスでは、spモードメールを置き換えるドコモメールを24日に開始。25日の段階で16万ユーザーが利用しているということで、マルチデバイス、マルチOS、マルチネットワークで使えるメールサービスとしてアピールする。dマーケットの各種サービスも、Androidに加えて順次iPhoneへも対応させ、サービスの拡大を図っていくなど、新領域での収益拡大も図っていく。年度末には7,000億円、15年度には1兆円規模に拡大していく考えだ。

ドコモメール、dマーケットなど、AndroidとiPhoneの双方に対応したサービスを拡大していく

料理教室ABCクッキングを運営するABCホールディングスとの資本提携では、学習に関する事業とモバイルを連携させる方向性を打ち出す。発表済みのMOOC、dキッズなども同様の観点からの事業だという

コスト削減や事業構造変革と言った、組織改革も実施していく

(記事提供:AndroWire編集部)