NTTドコモは10日、2013-2014冬春モデル新商品・新サービス発表会を開催し、スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォンなど16機種を新たに発表した。発表会では、スマートライフ"の実現を目指す公言したドコモ。新たなキーワードが飛び出した当日の模様をリポートする。

NTTドコモ代表取締役社長・加藤薫氏

マーケットビジネス推進部長・前田義晃氏

加藤社長は質疑応答と囲み取材にも登壇し、2013夏モデル時の「ツートップ」戦略を辞めたことについて「失敗というわけではない」と明言。iPhoneを発売したにも関わらず9月の純減が過去最大となった点については、「iPhoneが期待はずれだったということはない。10月は改善している」とコメントした。

NTTドコモが2013-2014冬春商戦のキーワードとして掲げるのが「スマートライフ」だ。加藤社長は「お客様自身やご家族、社会全体に日々幸せを感じていただきたい。大切な人とつながりたい、毎日が楽しみになるコンテンツがほしい、健康な日々を送りたいなど、お客様にとって幸せは様々。ドコモはそんなスマートライフのパートナーでありたい」と挨拶し、そんなスマートライフを実現するための端末として2013-2014冬春新商品16機種を発表した。

2013-2014冬春商戦のキーワードは「スマートライフ」

2013年夏モデル時には「ツートップ」戦略を掲げ、「GALAXY S4」と「Xperia A」を主力商品として優遇してきたNTTドコモ。今回、「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」「ARROWS NX F-01F」「XPERIA Z1 f SO-02F」の3機種を"おすすめ"として指定するが、「ツートップ」に比べるとかなり控えめな印象を受ける。