質疑応答では、iPhoneの販売台数の見込みや、Androidスマートフォンとの差別化についての質問が飛び出した。特に販売台数はアップルとの調整点の一つとして見られていた部分だが、これに関しては「お客様のチョイスを広げたという意味で、結果的にお客様がどれをお選びいただけるのかということ」と明言を避けた。また、Androidに関しては「ワンセグやFelica、防水など色々な機能があり、特徴をお示ししていく」と、改めてiPhoneとは違う魅力を持つことを強調した。

NTTドコモのネットワークに自信をのぞかせる加藤社長。いよいよ3キャリア揃い踏みでの競争が始まる

最後に加藤社長は、「お客様にとって最高の環境でiPhoneを楽しんでいただきたい。他社さんと本当の意味での競争が始まるので、端末、ネットワーク、サービス、トータルの観点から選んでいただきたい。真の総合力で他社よりも評価していただけるなら」とコメント。終始笑顔での発表会となった。