パナソニックは28日、DVDドライブ付12.1型ノートPC「Let'snote SX」の秋冬モデルを発表した。CPUにHaswellこと第4世代Core iを搭載し、バッテリ駆動時間が延伸。また、本体は軽量化した。第4世代Core iの搭載に合わせ、シリーズ名を従来の「Let'snote SX2」から「Let'snote SX3」へ変更している。

価格はオープンで、店頭予想価格は後述。発売日は9月13日。

Let'snote SX3

12.1型ワイド液晶とDVDスーパーマルチドライブを搭載した2スピンドル仕様の製品。CPU以外の主な基本設計は夏モデルと変わりなく、最上位モデルでは2種類のバッテリが付属(軽量と標準)、WiMAXも引き続き内蔵する。

店頭モデルのラインナップは、Core i7&SSD搭載モデル、Core i5搭載&HDDモデルの2種類で、いずれもMicrosoft Office Home & Business 2013の有無を選べる。OSはWindows 8 Pro 64bitで、Windows 7へのダウングレードサービスも実施予定。

Core i7・SSD搭載モデル

最上位はIntel Core i7-4500U(1.8GHz)と256GB SSDを搭載したモデルで、従来の128GB SSDよりSSD容量がアップした。バッテリ駆動時間は15時間/30時間(それぞれ軽量バッテリ装着時/標準バッテリ装着時)となり、前モデルよりそれぞれ6時間/11.5時間延伸している。重量は約1.16kg/1.37kg。このほかの仕様はCore i5・HDD搭載モデルとほぼ共通だ。

本体色はシルバーのみで、Microsoft Office Home & Business 2013の有無により2機種に分かれる。店頭予想価格は、Office 2013無しの「CF-SX3NETBR」が265,000円前後、Office 2013付属の「CF-SX3NEYBR」が240,000円前後。

Core i5・HDD搭載モデル

Let'snote SX3 ブラックモデル

Intel Core i5-4200U(1.6GHz)と750GB HDDを搭載したモデル。従来軽量/標準の2種類のバッテリが付属していたが、新モデルでは軽量バッテリ(S)のみとなる。重量は約1.19kgで、バッテリ駆動時間は、前モデルより4時間伸びた約13時間となる。

本体色はシルバーとブラックの2種類で、Microsoft Office Home & Business 2013の有無により計4機種を揃える。店頭予想価格は、Office 2013無しの「CF-SX3YEABR」「CF-SX3YEBBR」が190,000円前後、Office 2013付属の「CF-SX3YEPBR」「CF-SX3YEQBR」が215,000円前後。

主な仕様は共通で、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ディスプレイが12.1型ワイド液晶 (1,600×900ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、通信機能がIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T有線LAN、Bluetooth 4.0、WiMAX。

本体サイズはW295×D197.5×H25.4mm(軽量バッテリ装着時)。