ソニーは6月19日、密閉型インナーイヤーヘッドホン「MDR-EX110LP」「MDR-EX110SP」「MDR-EX15LP」を発表した。いずれも発売は7月12日で、希望小売価格はMDR-EX110LPとMDR-EX110SPが2,468円、MDR-EX15LPが1,838円となっている。

「MDR-EX110LP」および「MDR-EX110SP」

「MDR-EX15LP」

いずれも、ソニー製の従来ヘッドホンより音漏れを約80%低減させたモデル(「MDR-EX100」シリーズ比で)。通気量を調整する孔を小さくした筐体構造を採用することで、この大幅な音漏れ低減を実現させた。

MDR-EX110LPおよびMDR-EX110SPには新開発のドライバーユニットが搭載されている。従来の9mmドライバーユニットとサイズは同じながら、総磁束が50%アップすることで高感度・高音質化を実現した。また、クリアな中高域と迫力ある低音再生を実現する400kJ/m3高磁力ネオジウムマグネットも搭載している。400kJ/m3高磁力ネオジウムマグネットは、MDR-EX15LPでも採用されている。

3モデル共通の特徴としては、耳の形に沿ったイヤーフィットブッシング形状を採用することで快適な装着感が得られる。そのほか、コード表面に細かい溝を設けることで、カバンの中などでも絡みにくいセレーションコードが採用されている。なお、MDR-EX110LPはコード長が1.2mで、MDR-EX110SPはヘッドホンを付け替え可能なBluetoothレシーバーなどとの併用が想定されており、コード長が0.6mとなっている。MDR-EX15LPのコード長は1.2m。

主な仕様は、次の通り。MDR-EX110LPおよびMDR-EX110SPは、感度が103dB/mWで、再生周波数帯域が5Hz~24kHz、インピーダンスが16Ω、最大入力が100mW。MDR-EX15LPは感度が100dB/mWで、再生周波数帯域が8Hz~22kHz、インピーダンスが16Ω、最大入力が100mW。

いずれもプラグはステレオミニで、MDR-EX110LPとMDR-EX15LPはL型となっている。重量はいずれも約3g。