誰得だよ? 超ロングライフな「AQUOS PAD」のバッテリーが切れるまで歩き続けると東海道五十三次でどの宿場町までいけるか試した(前編)

ここで地図に面白いものを発見した。7つの道が交わるという、世にも珍しい「七辻」である。

さっそく行ってみると、たしかに7つの道が目の前で交わっている!　何とも不思議な光景だ。これはぜひ写真に収めておきたい。しかし、広角レンズをもってしても七辻を写真におさめるのは至難の業である。そこで「AQUOS PAD」のパノラマ機能を使ってみることにした。

いかがだろうか。動いている人はさすがに不自然に写ってしまうが、背景に関してはかなり綺麗に合成されている。パノラマをオンにして本体をゆっくり動かすだけでこんな写真が撮れてしまうのだ。

そうやって遊びながら歩いているうちに、とうとう多摩川を通過した。やった!　ついに東京を抜け、神奈川県へと到達したのだ!

このあたりでだいたい時間は16時すぎくらい。ランチを除けば9時から実に7時間歩き続けていることになる。なぜ我々はこんなことをしているのか。仕事って何だろう。生きるってなんだろう。疲労は人を哲学者にする。後編に続く......。