本日11月2日、ついにiPad miniが発売された。発表イベント直後は、他社タブレットに比べて価格が高いとか、スペックがやや古いとか、ディスプレイがRetinaじゃないとか散々な評価を受けていたわけだが、Apple製品にはスペックではわからない魅力があるのもまた事実。なんだかんだで気になって仕方ない……というツンデレAppleファンも多いことだろう。

筆者もその一人である。

そんなわけで……

買っちゃいました! ほら、やっぱり気になる気持ちをおし殺して生きていくのって健全じゃないと思うし……。

色々言ったものの、手にするとワクワクさせられるのはさすがApple

ってことで、さっそくiPad miniのファーストインプレッションレビューをお届けしよう。

開封!

まずは恒例の開封の儀! 当然、箱の大きさはiPhoneの箱とiPadの箱の中間なわけで、なんだかちょっと不思議な感じだ。

ふたを開けるとそこにはiPad miniが!(当たり前)

iPad mini本体を取り出すとこうなっていて

カードを抜くとケーブルが入っている。内容物は以上

開封の儀といっても箱の内容物は相変わらずシンプルで、特筆すべき点はない。本体と、充電ケーブル、以上! という具合だ。

本体を取り出してみた。箱の大きさからなんとなく予想はしていたが、iPad miniは思っていたよりも小さい。7.9インチと、他社タブレットに比べてディスプレイは大きいはずなのになぜ……と一瞬考えたが、なんのことはない。ディスプレイのサイドの縁が狭いのだ。

お待ちかねのiPad mini

これはAppleも発表イベントでアピールしていたところで、横幅が狭いからこそ、4:3の画面比率を維持しながら片手で持てるサイズに収めることができたのである。これはiPhone 5にも通じるデザインコンセプトだろう。

単に縁を狭くするだけといっても、実は容易なことではない。こうした細かな点が使い勝手を左右することをよく知っているからこそ、Apple製品は使っていて気持ちいいのである。

続いて、ひっくり返してみた。今回購入したのは32GBのブラック&スレート。表側の黒とは違い、背面はマットな質感のグレーである。このあたりはiPhone 5の背面と違いはない(iPhone 5は黒とのツートンだけど)。

背面の手触りもGOOD