説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりが正しく理解していないこともあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneが故障、どうすればいい?」という質問に答えます。

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iPhoneが故障した(かもしれない)ときの対策は、「故障の原因」と「iPhoneの購入時期」、「保証プランの有無」でわかれます。

まず、故障の原因について考えてみましょう。落下や水没など自分の過失によるもの、分解や改造、非正規の修理など、Apple製品保証で禁止されている理由の場合には、有償修理を覚悟しなければなりません。購入した時点で大きなキズがついていた、ごく普通に使っていたのにホームボタンが押せなくなった、など自分の過失でない場合は無償交換が期待できます。

購入時期も大切なポイントです。正規ルートで購入したiPhoneには、もれなくAppleによる1年間のメーカー保証が付きますから、どの携帯電話販売店で購入したかに関係なく、(前述した過失がなければ)無償の修理または新品に交換してもらえます。

購入から1年以内の場合は、まずこちらのページからAppleに連絡します。近くにApple Store(ジーニアス・バー)があれば、予約のうえ持ち込んでみましょう。携帯電話販売店よりも対応が速く、その場で新品に交換してもらえることもありますよ。宅配便での受け渡しも選べますが、約1週間はかかります。最寄りのApple正規サービスプロバイダに相談する手もありますが、別途費用を請求されるかもしれません。

iPhoneの購入から1年以上が経過、無償修理/交換はかなわなかったけれど携帯電話会社の保証プランに入っているという場合は、携帯電話販売店に相談しましょう。ソフトバンクの「あんしん保証パック(i)[(http://mb.softbank.jp/mb/iphone/support/backupservicepack/)」は修理費用の85%を、au/KDDIの「[AppleCare+」は1回の修理につき4,400円(最大2回)を負担してもらえます。

写真で解説

購入から1年以内の場合は、AppleのWebサイトを利用して相談してみましょう。予約のうえApple Store(ジーニアス・バー)へ持ち込めば、すばやい対応を期待できます