アプリのアイコン画像を自分のブログに貼ろうとしても、そうかんたんにはいかない。パソコンのWebブラウザでApp Storeのページを開いても、ドラッグ&ドロップではアイコン画像を取り出せない仕組みになっているからだ。以前はアルバムカバー欄に表示されたアプリアイコンをドラッグ&ドロップで取り出せたiTunesも、バージョン11以降は取り出せなくなった。パソコンに比べ操作の自由度が低いiPhoneではなおのこと、アイコン画像を取り出すのは難しい。

しかし、解像度が200×200ピクセルで妥協できるのなら話は別。『App Store』で公開されているすべてのアプリから、かんたんな方法でアイコン画像を取り出すことができるのだ。これで、自分のブログでアプリを紹介したいときにも、周囲に余分な画素が入りがちなスクリーンショットを使わずに、アプリのアイコンを掲載できる。

なお、現在のApp Storeの仕様では、取り扱いがある音楽やアプリに関する情報・画像は「iTunes Search API」と呼ばれる機能を使い取得することになっている。このAPIを使えば、以下に紹介する方法より高品質・高解像なアイコン画像を入手できるが、JSONというフォーマットでリクエストを送信しなければならず、利用のハードルは高めだ。興味があれば調べてほしい。

操作手順をカンタン解説

1 「App Store」でアイコンを取り出したいアプリの詳細情報を表示し、画面右上の共有ボタンをタップする

2 処理方法がいくつか提示されるので、「メールで送信」ボタンをタップする

3 アプリのアイコン画像が添付された新規メッセージが作成されるので、自分のメールアドレスを指定してメールを送信する

4 「パソコンでメールを受信すれば、添付されたアイコン画像を利用できる。解像度は200×200ピクセルのPNG画像だ

(提供:iPad iPhone Wire)