先日リリースされたばかりのGoogle Mapsを使いたいが、残念なことに本稿執筆時点ではまだiPad版が出ていない。

どのみちiPad miniのWi-FiモデルにはGPSがついていないので、Google Mapsを使っても位置情報の精度にやや不安がある。ここが唯一の不満点だが、仕方ないのでその役目はiPhoneに譲ろう。

Wi-Fiルータが使える環境においては、iPhone+Google Mapsの組み合わせが最強である。これは揺るぎない事実だ。しかし、予備としてオフライン地図を持っておくと便利なことも間違いない。なんといってもiPad miniなら「みんなでのぞきめるサイズ」なのだから。また、iPhoneの電池が尽きた後の緊急用の地図としても機能する。実際にこの旅では、iPhoneの充電が切れてしまった後にiPad miniのオフライン地図があり助かったことがあった。

そこでiPad miniに入れておきたいのが、「City Maps 2 Go」というアプリだ。これは必要な都市の地図をあらかじめダウンロードしておくタイプの地図アプリで、オフラインでも使えるのが非常に頼もしい。ネットからかき集めた情報に、このオフライン地図を組み合わせることで、iPad miniは本格的なガイドブックとして機能するのである。

簡単に使い方を紹介しよう。

アプリをダウンロードしたら、まずは必要な都市の地図を左上の「Maps」から選んでダウンロードする。都市の数は世界で8000近く用意されており、主要都市であればまず間違いなくそろうはずだ。

まずは欲しい都市の地図をダウンロードする

地図はこんな感じ。情報量はGoogle Mapsと同等

都市単位でのダウンロードとなる

都市の切り替えは左上の「Maps」から