仕事に活かせる「m-Book P5300」
クリエイター向けにラインナップされた「m-Book P5300」の実力を紹介してきたがいかがだったろうか。モバイルできるワークステーションが日常の仕事の中で役立つシーンが多いことは容易に想像が付くはずだ。しかし、これまで導入してこなかったユーザーの中でネックとなるのは、一般的なコンシューマ機と比べ機能面である程度妥協しなければならないところだろう。
もちろん、据え置き型のワークステーションの能力とは比較できないが、最新の「NVIDIA Quadro K3000M」を採用した「m-Book P5300」なら、同等の動きをしてくれることも十分期待できる。加えて使い勝手の良いサイズの本体や、コンシューマとは簡単に比べられないが、それでも性能と比べて十分軽量なボディはやはり魅力的だ。
クライアントとの打ち合わせで、大容量データの修正がその場で行えたり、場所を選ばずシミュレーション結果を各メンバー間で共有できるメリットは、実際の業務において計り知れない業務効率の向上をもたらしてくれるはず。
上手に運用すれば、業務効率も大きく向上が期待できる上、「m-Book P5300」の価格は一般的なモバイルワークステーションと比べて、かなり値頃感のある設定がされている。モバイルワークステーションの良さは分かっていても導入に踏み込めずにいたクリエイターにとって、このコストパフォーマンスも大きな要素となるだろう。
クリエイターの作業をサポートするだけでなく、あらゆる面で"仕事をはかどらせてくれるコンピューター"「m-Book P5300」。ぜひ一度手にして、そのスペックや使いやすさに触れていただきたいクリエイター向けノートPCだ。
■試用機のスペック | |
製品名 | m-Book P5300 |
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CPU | Intel Core i7-3610QM(2.3GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM77 Express |
メモリ | 8GB(DDR3-12800) |
ストレージ | 約500GB SATA HDD |
グラフィックス | NVIDIA Quadro K3000M |
ディスプレイ | 15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) |
ネットワーク | ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth V4.0+LE |
インタフェース | USB 3.0×3、USB 2.0×1、DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-I×1、ヘッドホン/マイク/ライン入力×1、光デジタル端子×1 |
サイズ/重量 | W374×D264×H44mm/約3.16kg |
バッテリー駆動時間 | 約3.5時間 |
OS | Windows 7 Ultimate 64bit版 |
※開発サンプル機であるため、実際の製品とはスペックが一部異なることがあります |