2012年秋に発売されたキヤノンのインクジェットプリンタ/複合機は全部で7機種。個人/家庭向けの複合機「MG」シリーズが4台、単機能プリンタ「iP」シリーズが1台、プロ/ハイアマチュア向けの「PRO」シリーズが2台の構成だ。

新モデルではすべて無線LAN(Wi-Fi)によるワイヤレスプリントに対応。さらに家庭向けの5機種では、スマートフォンやタブレットからのワイヤレス印刷機能「スマフォプリ」や自動両面機能を搭載している。ワイヤレス化と高機能化が今年の注目点と言えるだろう。

さらにもうひとつ、「ロースタイル」が新モデルのキーワードとして挙げられる。すべての製品で本体の高さが13~15cm程度に抑えられ、従来機種に比べて見た目にもスマートになった。メンテナンスも手軽になり、使いやすさはかなり向上している。

そこでは今回は「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品全7モデルの中から、特徴的な3機種について性能や使い勝手を紹介しよう。個人/家庭向けのハイエンド複合機「PIXUS MG6330」(以下、MG6330)とミドルレンジ複合機「PIXUS MG5430」(以下、MG5430)、単機能プリンタ「PIXUS iP7230」(以下、iP7230)だ。

PIXUS MG6330 WHITE

PIXUS MG6330 BLACK

PIXUS MG6330 PURPLE

PIXUS MG6330 BLUE

PIXUS MG6330 GREEN

PIXUS MG5430

PIXUS iP7230

次ページ: PIXUS MG6330 - 先進技術とデザインを詰め込んだフラグシップモデル