タッチ操作に最適化されたWindows 8の特長を生かして、PCメーカー各社がこぞってタッチ対応のPCを発表している。中でも通常のノートPCだけでなく、タブレットPCとしても使うことができる、いわゆるコンバーチブル型のノートPCには特に力が入っている。ノートPCとタブレットPCの切り替えをいかに実現するのか、各社のアイデアと腕の見せ所だ。

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)が11月14日に発表した「ASUS TAICHI」もコンバーチブル型Ultrabookだが、通常のディスプレイに加えて、天面部にもディスプレイを搭載したデュアルスクリーン仕様というユニークな製品となっている。

今回その「ASUS TAICHI」の開発中の評価機を入手できた。早速2つの画面を持った「ASUS TAICHI」の魅力に迫ってみよう。

ASUS TAICHI

■主な仕様   [製品名]  ASUS TAICHI    [CPU]  Intel Core i7-3517U(1.9GHz)    [チップセット]  Mobile Intel QS77 Express    [メモリ]  PC3-12800 4GB    [ストレージ]  256GB SSD    [グラフィックス]  Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)    [OS]  Windows 8 64bit版   [本体サイズ/重量]  約W306.6×D199.3×H3~17.4mm/約1.25kg    [駆動時間]  約5.2時間    [店頭予想価格]  139,800円   

次のページ:2つのディスプレイはともにフルHD