サンワサプライは16日、ワットモニター「TAP-TST8」を発表した。価格は6,090円。

使用電力などを手軽に測定できるワットモニター「TAP-TST8」。従来のワットチェッカーよりも測定できる項目は少ないが、本体はコンパクトになった

TAP-TST8は、使用している電力などを手軽に測定するための機器。TAP-TST8をコンセントに差し込んで、TAP-TST8の下部にあるコンセントに電気製品を接続すると、接続されている電気製品の消費している電力などが液晶モニターに表示される。測定できる項目は、消費電力、積算電力量、積算時間、積算電力料金、二酸化炭素量の5種類。なお、標準では、電気料金は1kWhあたり21円、二酸化炭素量は1kWhあたり0.38kgで換算されているが、この値は、ユーザーが調節することが可能だ。

積算電力料金や積算電力量、二酸化炭素量などを測定可能

同社では、従来より「TAP-TST5」「TAP-TST7」といったワットチェッカーを販売している。TAP-TST7では、TAP-TST8で測定できる項目に加えて、電圧、電流、皮相電力、周波数、力率などの測定も可能だ。ただし、本体は60(W)×130(H)×58(D)mmと、大きめのACアダプター程度のサイズがある。それに対して、TAP-TSTBは、測定できる項目数は少ないが、60(W)×59(H)×42(D)mmと、コンパクトで、設置の際に邪魔になりにくい。